テレビアニメ 鬼滅の刃 無限列車編 『第五話 前へ!』

テレビアニメ 無限列車編

冒頭の伊之助のセリフが映画版に戻っていたり、
魘夢の触手が車内に滲出してくるシーンや
炭治郎が伊之助に状況を説明するシーンが
追加されていたりと、
今回も細かい部分の変更がありましたね。

そんな中、大幅に追加されたのが
禰豆子の戦闘シーン。
禰豆子が爆血を使わず、爪や足技で戦うのは
「血を使いすぎると眠ってしまう」
からだそうです。
(コミック7巻60話の大正こそこそ話より)
このシーンがあることで
おそらく最終話・第七話に語られるであろう
煉獄さんのあの言葉の説得力が増すはずです。

そして禰豆子のピンチに駆け付けた善逸。
カットもBGMも映画のままでした(よね?)。
狭い車両内だからこそ見れたかもしれない
【雷の呼吸 壱ノ型 霹靂一閃 六連】
で描かれた星に似た軌跡
に善逸のロマンチストな部分を感じてしまいます。
そんなカッコイイ描写の後の
「プピー(+鼻ちょうちん)」
で緊張をほぐしてくれるのも
善逸の魅力の一つですよね。

アイキャッチはコミック7巻・第61話『狭所の攻防』
に描かれている炭治郎と伊之助でした。
アイキャッチを何とかして二枚並べると
コミックと同様に迫力満載の絵を拝めそうです。
(ufotable cafeのクリアファイル買います?)

そしてついに目覚めた煉獄さん。
「よもやよもやだ」
「柱として不甲斐なし!」
と言いつつ
も口角を上げて攻撃を繰り広げる姿に
「待ってました~!」
と歓声を送ってしまいます。
(もちろん家での鑑賞中に限ります)
「竈門少年!」
と颯爽と炭治郎の元に駆け付け、
適格な指示を伝える煉獄さん。
「後方五両を守る!」
の時のパーの大きさに逞しさだけでなく
可愛らしさも感じてしまうのは私だけでしょうか?
さらにこの時の炭治郎の
「感心してる場合じゃないぞ馬鹿!」
の「馬鹿」の言い方が好きです。

もう一つ追加されたのが
炭治郎がみんなの様子を語るシーン。
原作にあったシーンが追加される安心感と
アニメでは初見のワクワク感
を同時に味わうことができます。

そこからは炭治郎と伊之助の共闘シーン。
二人の激しい動きに合わせて画面自体が
グルグル回転していく感じが
ジェットコースターに乗っている感覚と
似ている気がします。

そしてあと一歩というところで
伊之助を庇い運転手に刺されてしまう炭治郎。
この時の武器が魘夢の錐でなければ
炭治郎はそれほど深い傷を負うことはなかったはずです。
魘夢の実力が下弦ノ壱であること、
彼はどこまでも用意周到であったことを
再認識させられます。

ついに
伊之助の
【獣の呼吸 肆ノ牙 切細裂き】と
炭治郎の
【ヒノカミ神楽 碧羅の天】
で魘夢の首の骨を断つことに成功。
この時の列車の脱線シーンが少し追加され、
魘夢の絶叫はカットされていました。
次回はこの絶叫入りシーンから始まりますかね。

今回最も衝撃的だったのは言わずもがな、あの
『次回予告』
雪の中にいる炭治郎のシーンから始まり、
「この後の展開を見込んだシリアスな予告なのね」
と思わされていたところに、あの禰豆子…。
まさかここで出してくるとは。
というかアニメにしてしまうとは。
ちなみにこの顎がお尻の禰豆子は
『鬼滅の刃公式ファンブック 鬼殺隊見聞録・弐』
の4コマ漫画
『頼もしい初夢』に出てきます。

そんな夢から覚めた炭治郎の
「第六話 猗窩座」
で「いよいよ来てしまう」
と胸が締め付けられたのでした。 

それでは!

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