テレビアニメ 鬼滅の刃 無限列車編『第四話 侮辱』

テレビアニメ 無限列車編

追加カット満載の回でしたね。
中でも炭治郎の夢の中にいた結核の青年が
炭治郎が自決によって覚醒すると同時に
現実世界に引き戻されるシーンの追加は
Twitterでも盛り上がっていました。

炭治郎の優しさの化身とされる「光る小人」。
原作では確認できていなかったのですが、
映画で小人の数が6人であることが分かったとき
「炭治郎の優しさの源はやっぱり家族なんだ」
と勝手に感動していました。

前回カットされていた善逸と伊之助の無意識領域も
ちゃんと入っていましたね。
コミック7巻では
・無意識領域には通常誰もいないはずである
・異常に我が強い奴の無意識領域には人が存在する場合がある
と説明されています。
ここであえて「本人」としていないところが
「現実と無意識領域にははっきりとした境界がある」
ということを示している気がします。
実際、無意識領域の善逸と伊之助は外貌が現実世界とは
違いますよね。

他の三人の縄を日輪刀で切らず、禰豆子に任せる
という冷静な判断力を見せた炭治郎。
日輪刀で縄を断ち切っていた場合、夢の主でない者は
永遠に意識が戻らないそうです。
しかも魘夢はそのリスクは伝えないまま人間に協力させていた
という。
なんて鬼だ!


そして炭治郎と魘夢の対峙する場面で
魘夢が炭治郎に見せる最悪の夢。

「言うはずが無いだろう
 そんなことを
 俺の家族が!!」


この倒置法で炭治郎の激しい怒りを表し、
それに花江さんの魂を込めた演技が乗せられた
ここも涙腺崩壊シーンのひとつです。

その叫びとともに魘夢の首を切り落とした炭治郎。
手応えがないと感じると同時に首だけの状態で
話し始める魘夢。
ここからはあのブヨブヨした物体が
(私には腸絨毛が超巨大化したモノにしか見えませんが…)
気持ち悪さ全開で動き続けます。

乗客全員を人質に取られた状態で戦うことになった炭治郎。
そのピンチに最初に駆け付けた(目覚めた)のは伊之助。
「爆裂覚醒」
なんて叫ばれると
「そんな技あるんだ!」
と納得しそうになります。
この辺りの伊之助のセリフは
少しカットされた部分がありますが、
今までの傾向からすると、
次回の冒頭に組み込まれてくる
のではないかと予想しております。

ここで伊之助が目覚めることができた理由。
これはコミック7巻の
「大正コソコソ補足話」
でワニ先生が教えてくれています。
どうやら禰豆子の爆血によって
三人の切符が燃えたことで目覚めることが
できたそうです。

本当に禰豆子がいてくれて良かった!
と思えた回でもありました。

次回予告での炭治郎と伊之助のやり取りに
観ているこちらも「ほわほわ」。
次回タイトルは「前へ!」
いよいよ魘夢との激しい攻防が始まりそうです。

それでは!

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